球磨郡に自生するバラの原種ツクシイバラは、乱獲や護岸工事などで自生地が減少し、絶滅危惧種に指定されました。しかし、近年、住民らが保全に当って数千株まで回復し、開花時期の5月下旬から6月中旬には、あさぎり町・錦町の球磨川河畔は全長数kmがピンク色に染まり、あたり一面はなやかな薔薇の香りに包まれるようになりました。
この貴重なふるさとの財産をPRするために、開発されたのが「薔薇香酒つくしいばら」。ツクシイバラの甘く清楚な香りを活かしたリキュールです。

華やかなツクシイバラの香り

 

球磨に自生する絶滅危惧種のツクシイバラ。華やかで甘いこの花の香りを香りの権威蓬田勝之さん等の協力を得て、リキュールとして再現しました。家庭で花の余韻に浸り、香りをお楽しみいただけるお酒です。

 

ツクシイバラ|リキュール|熊本県|人吉市|大和一酒造元|

自家栽培のツクシイバラ

ツクシイバラ|リキュール|大和一酒造元|熊本県|人吉市|

球磨郡あさぎり町須恵の方が庭木として栽培されていたツクシイバラの株をいただきました。そのツクシイバラの木は今は枝の広がりが4m四方へ、そして高さは2mを超えています。
その親株の枝を挿し木にし、少しずつ株を増やしていきました。今では約50株。春にはその枝が伸び、びっしりと花が咲き誇ります。

5月中頃から、つぼみは毎朝花開きます。朝が一番色が濃く、香りも高い。その朝のうちに、一輪一輪花びらを摘み取ってリキュールの原料とします。

ツクシイバラ|リキュール|摘み取り|熊本県|人吉市|大和一酒造元|

ラベルは画家の流郷由紀子さん

ラベルの絵と書は、世界で活躍するバラの画家、流郷由紀子さんの作品。東京在住の流郷さんはいち早くツクシイバラの価値を見いだしたツクシイバラ保護活動の言わば産みの親。愛するツクシイバラへの想いを今も表現し続けています。

ツクシイバラ|流郷由紀子|熊本県|人吉市|大和一酒造元|

球磨人吉の魅力を発信

「薔薇香酒つくしいばら」のベースとなる原料は球磨焼酎。スッキリとまろやかな焼酎はバラの香りを引き立てます。もう一つの原料は、口あたりもやわらかで身体にやさしい人吉の温泉水。ツクシイバラと球磨焼酎と人吉温泉。これら三つが一つになって球磨人吉の魅力を発信します。

薔薇香酒 つくしいばら

【おすすめの飲み方】
ソーダ割り

ツクシイバラ|薔薇香酒|熊本県|人吉市|大和一酒造元|リキュール|

薔薇香酒つくしいばら 12度 500㎖

リキュール 原材料 本格焼酎・ツクシイバラシロップ