豪雨から5か月。仕込み作業を開始しました。

7月4日の豪雨から5か月。ようやく仕込みを始めることができました。

ステンレスタンクが浮き上がって倒れ、泥水に汚れていた製造場。
蔵元の仲間に消防ホースで泥をかき出してもらい、
業者の方に飛び出したタンクを収めなおしてもらい、
大工さんに壊れた屋根を修理してもらい、
ボランティアの方に、壁やタンクの中を何度も何度も洗浄してもらって、
ようやくもろみを入れることができるようになりました。

完全水没してカビだらけになった明治由来の麹室。
ボランティアの方に内部の木材を解体してもらい、
断熱材として明治以来使われていた大量のもみ殻を運び出してもらい、
どろどろの床や壁を洗浄、消毒してもらい、
大工さんに総ヒノキ造りの新しい室をつくってもらって、
気持ちよく、麹づくりができるようになりました。

たくさんの人に助けられて、始めることができた仕込み作業です。
11月26日の仕込み開始の日には、感謝の気持ちが込み上げて、涙があふれてきました。
支援していただいた皆さんに恩返しするためにも、美味しい焼酎を造ります。

 

 

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